今回は「US」を観覧しました。
ジョーダン・ピール監督の2作目でした。自分の顔の仮面を持った女の子が鋭い眼光でこちらを見ているパッケージがとても印象的な作品です
プライムで視聴可能です。(リンクはDVDです)

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1作目の「ゲットアウト」も見ていたので社会派な監督ならではのストーリーなのかと思いました。
休暇中に自分たちと同じ顔をした人物に襲われる家族。この同じ顔をした人物は地下の世界からきたといい、上の世界を手に入れようとしてくる。
といったサスペンスとなっております。
女性や人種による差別を「上の世界」と「下の世界」と称して表したのかな。
メッセージ性はとても強かったのですが、ある日いきなり強硬な手段に出てくるのはちょっとうーん…
となりました。
境遇を考えると怒りや憎しみを覚えるのは理解できますが、いきなり襲うのはさすがにやりすぎではないかなと。
同じように生活できるように話し合い、共生できるように努めていければ違った展開もあったであろうにこれでは混乱しか生まれないし、このやり方では私は共感できないと感じました。
差別主義を訴える際に少々過激に行うデモ活動やSNSに対して「暴力ではなく、話し合いしようよ~」
と思う感情と似通っていました。もしかしたら監督もこの事を表現したかったのかな。
作品の中にエレミヤ書11章11節というワードであったりウサギがたくさん出てきたり少し難しい表現がありました。そこを理解するとより楽しく観れたのかなと思いました。
前作ゲットアウトに比べると個人的に評価は下がり気味ですが、面白いは面白いのでぜひご覧ください
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【ストーリー】 ニューヨークに暮らすアフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、ある週末に白人の彼女ローズの実家へ招待される。 若干の不安とは裏腹に、過剰なまでの歓迎を受けるものの、黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚える。 その夜、庭を猛スピードで走り去る管理人と窓ガラスに映る自分の姿をじっと見つめる家政婦...
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